環境について
今日は、今の環境について話そうと思います。
環境について語ると言ったらこのサイトです。アジア鯖のデータは確か少なかったような気がしましたが、だいたいどこの鯖も環境は一緒です。
このサイトでは、環境中のヒーローの分布を毎週のように集計しています。みなさんご存じの通り、今はシャーマンが首位を取っています。未だかつてないぐらいに()
良い環境の目安として、ヒーローの分布がなるべく平等とか勝率の偏っていないとかあると思います。そこで上のデータをもとに、環境のヒーローの分布の"不平等さ"を分析してみました。
不平等さをジニ係数というもので測ります。ジニ係数とは、「主に社会における所得分配の不平等さを測る指標」のことです(引用:ジニ係数 - Wikipedia)。1に近いほど不平等で、0に近いほど平等です。
何が言いたいかというと、ヒーローのバラツキ・不平等さを見ると、ここ1年ぐらいでは今は最悪だということです。圧倒的1位シャーマン、他を引き離す2位ウォリアー、5ヒーローが団子、ビリのパラディンとハンターという分布から見れば分かるように、今までにないぐらい偏っています。ベンブロード氏はカラザン環境(表の時期14から28)よりシャーマンの勝率がだいぶ弱くなった話をしていましたが、それだけでは問題は済んでいないと思います。
ともあれ、今月末にはちんけなバッカニーアと精霊の爪が弱体化されて、アグロ勢とミッドレンジシャーマンは相対的に弱くなります。ただ、シャーマンにはまだ強いカードがたくさんあるので以前首位はとる気がします。
ヒーロー単位で偏りを調べているので、1つのヒーローに複数のデッキがあるというのを追えていません。しかし、アグロシャーマンと翡翠ミッドレンジシャーマンを例に見れば分かるように、同じ強力なカード(精霊の爪、翡翠の爪、メイルシュトロームのポータル、翡翠の稲妻)が採用されていて、対戦相手は同じようなカードに負けたと感じます。
以上。