データで見る春季プレイオフ
南北アメリカとアジア太平洋のプレイオフを観戦しつつデータとってた。せっかくなので公開する。
採用デッキ
まずは各選手が採用していたデッキの数から見ていこう。
アメリカ
アジア太平洋
アジア太平洋の方がかなりアグロデッキの採用が多い。アグロドルイド、アグロパラディン、アグロウォリアーの数が全然違う。
デッキの分類
細かいことを気にする人のために行ったデッキの分類を書いておく。どうでもいい人は飛ばして。
ドルイド、プリースト、ローグ、シャーマン、ウォリアーは特に言うことなし。
ハンター アメリカのときは古典的なミッドレンジハンター(5マナ2~4枚、6マナ2枚)より早めのデッキだなって思ったらアグロハンターにした。サバンナ・ハイメインが抜けた形のハンターとかがそれ。こういうハンターは1マナが6枚以上入っている。アジア太平洋のときはこのハンターの微妙な区別が面倒になったので秘策か獣かで分けた。
メイジ アントニダスメイジ(画像では見切れてて「アントニ」)は、強盗ログ+大魔術師アントニダスの入った秘策メイジの亜種。
パラディン アグロパラディン=マーロックパラディン。コントロールパラディン=終末預言者+熱狂する火霊術師+平等の入ったパラディン。ほかはミッドレンジパラディン。
各デッキを採用した構成の勝率
ここの勝率というのは、ある特定の1つのデッキを採用した構成の4HERO 1BAN*1のBO5*2での勝率のこと。例えば、アグロドルイドを採用した人が、BO5を6回勝って2回負けたらアグロドルイドの勝率75%。そういう意味。
さらに、対戦相手が自分と同じデッキを採用している場合、対戦毎に勝ち負け両方に数えてしまうのを回避するために、勝率に数えない。
アメリカ
アジア太平洋
表の説明
縦軸 見たいデッキ
横軸 対戦相手の構成に含まれる採用ヒーロー。全体=対戦相手の採用ヒーローは問わない(ただし、ミラーデッキはちゃんと取り除く)。僕が面倒くさがったので対戦相手の方はデッキではなくヒーローでみる。
2、4個目の画像にある勝敗の数は、(勝利数)ー(敗北数)。
アメリカの方がデッキごとの勝敗が50%に近く、かなり丸い。しいていうと、コントロールに強い中速デッキの成績が良い。逆にアグロの多かったアジアでは、アグロに弱い中速・低速デッキの成績が悪い(翡翠ドルイドとかミッドレンジハンターとか)
両方の環境で活躍したデッキはミラクルローグ。
アメリカで活躍しなかったトークンシャーマンはアジアではすごい良かった。なんでだろう。
他にも思うことはいっぱいあったけど疲れたのでこのへんで。
集計方法について。
デッキタイプは手動でポチポチ打ち込んだ。対戦の勝敗については大会運営サイトのbatllefyからうまいこと抽出した。あとはガッションガッション計算した。