ドラコニッド諜報員の発見はカードの枚数によるのか?
今日は下のブログを書いているもちこ氏と協力してドラコニッド諜報員について検証した結果を報告します。
検証 ドラコニッド諜報員の発見はカードの枚数によるのか?
調べる方法
翡翠の偶像をデッキに埋めて、ドラコニッド諜報員を投げる。
発見の3択、デッキにある翡翠の偶像及び他のカードの枚数を記録する。
あとはごにょごにょ計算する。
何度も発見を行うために若き酒造大使、老練の酒造大使、ブラン・ブロンズビアードも使用します。
2試合行い、合計で約40回ドラコニッド諜報員を投げました。
全記録はこちらのスプレッドシートをご覧下さい。
投げている風景はこんな感じです。
ちなみにデッキの残り枚数が減ってくると発見の選択肢もそれに応じて減ります。
デッキ内の枚数によらない場合の計算方法
翡翠の偶像が発見できる確率は
1- (デッキ内のカードの種類ー1)C3 / (デッキのカードの種類)C3
です。
デッキの内の枚数に発見が依存する場合
前回の記事の近似手法ではなくより精密な計算を行います。
前回同様にカードプールのかさ増しを行うが、
今回は選び出す時に重複しないようにする。
翡翠の偶像が出る確率は、
(デッキに1枚しかないカードの種類)をn、(翡翠の偶像を除くデッキに2枚あるカードの種類)をm
分子=(翡翠の偶像の枚数)✕{ nC2 + n✕m✕2 + mC2 ✕4}
分母= (分子) + nC3 + nC2 ✕m✕2 + n✕ mC2 ✕4 + mC3 ✕8
を用いて、
分子/分母になります。
翡翠の偶像の出た出ないの結果とふたつの説での確率を比べると、
約40回の発見で、デッキ内の枚数によらない場合の方が85倍信憑性が高いということがわかりました。
デッキの半分ほどが翡翠の偶像にも関わらず、発見されないということが何度も合ったという事実と合致します。
翡翠の偶像が6枚以上デッキにある状態で検証を行ったので1枚と6枚以上では差がないみたいです。
1枚と2枚とで差がないのか今回の検証を元にまた計算してみたいと思います。
そちらも出来次第、報告します。
今回の結論
枚数に依らない!
さいごに
もちこ氏のご協力に感謝します。
彼の連絡先はこちらですので、何か検証したい人は彼を頼ってみてはいかが。
追加情報 2/15 8:37
6枚以上デッキに眠っていた翡翠の偶像だけでなく1枚または2枚デッキに眠っているカードも同時に考慮して計算した結果、
デッキの枚数によらない場合の方が信憑性が高いということがわかりました。
よって、ドラコニッド諜報員の発見ではデッキ内の枚数によって差はないです。