翡翠ミラクルドルイドで学ぶコンボデッキ入門 第9回 翡翠ドルイドの倒し方 & 野生の繁茂の使い方
ゲームにおいて相手の視点に立つということは上達していく上で重要です。
相手のやりたい・やられたくないことを知ることで、勝ちにつながる戦略をとれるでしょう。
回を経るごとにコンボデッキ入門の要素は消え、翡翠ドルイド特有の話になりました。
今日もそうです。
対戦相手のことを考えていくことは初心者には難しい話にですが、
ちゃんと簡単に話していきます。
あと、野生の繁茂のちょっとした使い方も紹介しておきます。
翡翠のドルイドの倒し方
色んな細かいコツはあると思います。
今日はそういったことではなく、最も本質的なコツを話します。
翡翠ドルイドに当たったらどうするべきか?
ミニオンのトレードは最小限にしてとにかく顔を狙うべきです*1。
長期戦を見据えたトレードやドローははっきり言うと無駄です。
翡翠ドルイド側はトレードやドローをしてくれていると飛び上がるぐらい喜んでいます。
自分の使用しているデッキがレノメイジないしドラゴンプリーストだったとしても、
海賊ウォリアーになったつもりで戦ってください。
なぜか?
翡翠のゴーレムが時間が立つほど強くなる上に"無限"に出て来るからです。
育ち切る前にミニオン叩きつけて顔を殴りましょう。
ただし、ガジェッツァンの競売人、アジュア・ドレイク、ファンドラル・スタッグヘルム
といった半永続効果をもつミニオンは倒したほうがいい場面がほとんどです。
あと1,2ターンで勝負が決まりそうなら無視してもかまいません。
なぜなら、どんなに大きな翡翠ゴーレムでも召喚してから動き出すまでに1ターンかかるからです。
逆に翡翠ドルイド側はどうするのか?
相手にトレードを押し付けられるとしぶしぶこちらはトレードする場面がほとんどです。
長期戦にならないと翡翠のゴーレムを生かせないから当然です。
ずるずる長期戦に持ち込むために除去・挑発・回復といったカードが翡翠ドルイドでは採用されています。
僕はこちらのミニオンを無視してきた時のカウンター手段として獰猛な咆哮を1枚いれています。
海賊ウォリアーを演じている相手にはキッチリお灸を据えてやりましょう。
野生の繁茂の使い方 応用
野生の繁茂を10マナ中2マナ余った時に事前に打っておいて、
過剰マナを使わないでそれ以降のターンでガジェッツァンの競売人と組み合わせる手があります。
僕はあんまりやらないです。
某大会を観戦していたら翡翠ドルイドでそれをやっているのを見てなるほどなって思った手前です。
メリット
- ガジェッツァンの競売人と一緒に3マナ以上の強いスペルを打ちやすい
- 短期的な盤面への干渉力が高い
- 一気に大量ドローを狙いやすい
デメリット
- ガジェッツァンの競売人を出すのが1ターン遅れている→翡翠のゴーレムの展開も遅れる
- 手札少ない場合はできない
大きなミニオンがいなく1枚1枚のカードパワー小さくてマナが余ることが少ない、
ドローがたくさんあるからそんなにガジェッツァンの競売人でドローをがっつかなくてもデッキを引ききれる、
といった事情があるのであまり使わない手です。
相手にミニオンの処理等を押し付けられて、
そもそもガジェッツァンの競売人を出すのが1ターン遅らせられたのなら、
デメリットが小さくなります。
この手の方がガジェッツァンの競売人で大量ドローできるので、
こういう手もあることは覚えておきましょう。
次回
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翡翠ミラクルドルイドで学ぶコンボデッキ入門 第8回 マリガン - ハースストーン丸呑み
*1:厳密に言うと、早期決着を狙う